住宅・不動産業界ニュース

家づくりのコンサルタントがお届けする、住宅や不動産業界、税制や補助制度など、家づくりに役立つ最新情報です。

2014年10月

国が“緑の贈与税制”の導入を検討

環境省は、平成27年度の税制改正要望として、緑の贈与税制

(低炭素化設備の普及のための世代間資産移転促進に関する非課税措置)

を提出し、財務省と調整しています。

 

2050 年の温室効果ガス 80%削減達成に向けて

家庭部門の排出量を抑えることが課題となっている中、

再生エネルギー利用設備や省エネ設備の導入促進のために、

贈与税の非課税措置を導入するというもの。

 

父母や祖父母などの直系尊属から

低炭素化設備の購入資金の贈与を受けた場合、

設置費用のうち一定金額について贈与税が非課税となります。

 

想定されている低炭素化設備は、

太陽光発電設備、太陽熱利用設備、地中熱利用設備、高効率給湯器、

燃料電池、蓄電池等となっています。

 

   >>>財務省HPはコチラ


 

 

長期優良住宅化リフォーム補助 11月に追加公募

1024日、国土交通省が平成26年度の

住長期優良住宅化リフォーム推進事業の追加公募について発表しました。

 

この事業は、平成25年度からスタートし、

インスペクションや性能の向上のためのリフォーム等で

住宅ストックの長寿命化を図る際に、一定額を補助するというもの。

 

今年度はすでに45月に評価基準型(補助上限額100万円/戸)と提案型が、

7月~8月に評価基準型(補助上限額200万円/戸)の公募を行っていますが、

11月から下記が追加で公募されることになりました。

 

「評価基準に基づく長期優良住宅化リフォーム」

 ・評価基準に基づく長期優良住宅化リフォーム
 ・補助率1/3、上限100万円/
  ただし、全ての評価項目において新築の長期優良住宅と概ね

  同程度の水準を満たす場合は上限200万円/

 ・対象住宅が既に確定しており、かつ平成26年度内に工事着手できる住宅

 

詳しくは、下記の国土交通省HPをご覧下さい。

 

   >>>国土交通省HPはコチラ

 

 

 

7~9月の住宅ローンの資金需要判断が大幅改善(日銀の調査より)

1022日、日本銀行が10月の

「主要銀行貸出動向アンケート調査」を発表しました。

 

この調査は、日銀と取引のある国内銀行・信用金庫のうち、

貸出残高の上位50行・庫(貸出シェア76%)の協力を得て実施したもので、

今年7月~9月の3ヶ月間の資金需要の変化などを訊いています。

 

その中で、住宅ローンの資金需要判断(D.I.)が+2%と

前回7月の△17%から19ポイントと大幅に改善しています。

 

 ※資金需要判断D.I.=(a+0.5×b)―(e+0.5×d)

   a:「増加」とした回答金融機関構成比

   b:「やや増加」とした回答金融機関構成比

  (c:「横ばい」とした回答金融機関構成比)

   d:「やや減少」とした回答金融機関構成比

   e:「減少」とした回答金融機関構成比

 

   >>>日銀の発表はコチラ


 

 

▼▼個人向け資金需要判断の推移(日銀の資料より)▼▼

141023_日銀調査




 

平成26年10月の住宅ローン金利 ~フラットが引き続き過去最低を更新~

平成26102日現在の、名古屋地区の住宅ローンの金利動向です。

 

先月は、10年モノ国債利回り(長期金利)が0.5%を切ったため、

フラット35が過去制定を更新するなど、

固定金利タイプ・固定金利期間選択タイプで利下げとなりましたが、

今月は以下のようになりました。

 

 

まずは変動金利タイプ

 

変動金利に影響を与える日銀のゼロ金利政策は終わったものの、

大幅な量的・質的金融緩和が行われています。

 

そのため1.0どころか0.8%を切ることも

珍しくなくなり、ネット銀行の中には

0.6を切る銀行も見られるようになりました。

 

日銀の金融緩和政策は物価上昇率が2.0%になるまで継続の

見込みなので、変動金利も当面現在の水準で推移すると思われます。

 

 

次に、固定金利タイプ固定金利期間選択タイプ

 

長期金利(10年モノ国債の利回り)は、8月末に0.5%を切った後、

9月に入って0.5%台後半まで急騰、さらにその反動で再度下がり、

9月末時点で0.52%程度と、先月末と比べると若干の利上げとなりました。

 

そのため、全国区のメガバンクやネットバンクを中心に、

7年程度以上の固定・期間固定タイプで

0.05%程度の利上げとなりました。

 

 

その結果、名古屋地区における10年固定

ボリュームゾーンは、1.30%程度となっています。

 

 

そして、フラット35

 

下記の通り返済期間20年超で0.01%利下げし、

過去最低を更新しています。(カッコ内は対前月)

 

 ・20年以内  1.38%( - )

 ・20年超    1.65%(▲0.01%)

 ・フラット50  2.17%(+0.02%)

 

 

なお、上記の金利は金利プラン優遇後の“表向き”の数字です。

借入れ条件や借りる方の属性や交渉次第で、

さらに優遇幅を大きくすることもできます。



 

管理人のプロフィール
【コンサルタント草野】 名古屋・栄の中日ビル「住宅相談センター」にて家づくりのコンサルタントをしています。
宅地建物取引主任者、二級ファイナンシャル・プランニング技能士、住宅ローンアドバイザー。

愛知県津島市在住、2児のパパ。趣味は楽器演奏。

ブログは【家づくりコンサルタントの雑記帳】【FP直伝! 住宅ローン選びのポイント】【名古屋・東海3県の家づくりイベント情報】。

詳しいプロフィールは【管理人の自己紹介】をご覧ください。
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